FXの証拠金とは
FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金を入れて、日本円と米ドルなど2つの国の通貨の動きを予測し売買する金融商品になっています。
FX取引では、”証拠金(マージン)”を入金することで、その額に応じた取引額やポジションを取ることができるようになります。実際に、1万ドルを買う際には144万円(2023年7月6日のレート)が必要になります。この証拠金取引の場合では、ドル円に対する証拠金額を有している場合、144万円がなくても売買することができるようになります。
例えば、資金が10万円あったとすると、144万円÷10万円=14.4倍ものレバレッジをかけて運用することが可能となります。1ドル144円の時に1万通貨のロング(買)ポジションを持ち、1ドル145円になった時に売ると、
$$ 145\times 10000 – 144\times 10000 = 10000 $$
のように1万円の利益になります。このように10万円しか元手がなくても10%(1万円)も稼げてしまうような金融商品です。一方、逆に動いて仕舞えば損する場合もありますので、ハイリスク・ハイリターンな金融商品であるとも言えます。1万通貨単位を1ロットと呼びます(業者によって10万通かで1ロットの場合もあります)。
国内FXの場合
日本の場合では、レバレッジは25倍(証拠金が通貨の1/25)までと規制があります。
ですので、先程の例だと
144×1000/25 = 5.76万円
証拠金が必要ということになります(証拠金の必要量は各ブローカーによって若干異なります)。
証拠金維持率(マージンレベル)が100%を下回るとマージンコールが発生し、追加で入金しなければなりません。入金がない場合は強制決済(ロスカット)されることになります。また、証拠金維持率50%を下回る場合もロスカットが入ります。
証拠金維持率=(預金口座残高 ÷ 必要証拠金)× 100
先程の例だと、口座残高5.76万円のとき証拠金維持率が100%になり、口座残高が5.76×0.5=2.88万円になったらロスカットです。
これは金融庁が定めた投資家保護の仕組みになっています。ブローカーによってはカバー取引(FX業者が、投資者との取引から生じる相場リスクに対処するために、他の金融機関を相手にして逆のポジションを持つ)を行なっていない場合は、突発的な急落などでロスカットに対応できずに、維持率がマイナスになることもあります。例えばスイスショックがその例になります。
スイスフランショックの概要としては「短時間で相場が急激に変動した」ということになっていて、これによって多くのトレーダーが強制ロスカットになり、市場が恐慌状態へと陥った事件のことを指します。
事件が起きたのは2015年の1月15日午前10時30分でした。
スイス国立銀行が1つの発表を行ったことによって、スイスフランの買い注文が殺到し、わずか20分ほどの時間で世界中の通貨が暴落し、スイスフランが暴騰するという事態になりました。
どれくらいの変動だったのかというと、米ドル/スイスフランで2,820pips、スイスフラン/日本円では3,947pipsとなっています。
この事件によって多くのトレーダーが強制ロスカットの憂き目にあうという事態になっていますが、強制ロスカットが間に合わなかったケースも多く、世界中のトレーダーが破産したのも事件が歴史に刻まれるようになった要因の一つでしょう。
https://gentosha-go.com/articles/-/39199
海外FXの場合
海外FXの場合ではレバレッジ制限は25倍ではありません。多いところではレバレッジ1000倍というのもあります。
そうなると、先程のドル円に対しての1ロットでの証拠金は
10000×144/1000 = 1440円
で取引ができることになります。1440円で144万円ほどの通貨を動かせることになり、ドル円が1円上がった時の利益率も
1万/1440=694%
となります。さすがに1440円では逆に動くと一瞬でロスカットになってしまうため、現実的ではありませんが、1万円からでもFX取引を始めることができます。かなりのハイリスク・ハイリターンです。
海外口座の場合は、国内とは異なりゼロカットというシステムがあります。これは資産がゼロもしくはマイナスになった時に強制決済というものです。ですので、資産がゼロになるか、もしくは、資産が数十倍になるか、というのはよくあります。リスクを考慮しない場合、ギャンブル性が非常に高くなります。しかし、50%で強制ロスカットがない分、途中で反発して戻った場合、国内では追加入金をしなければロスカットされてしまうところですが、海外FXでは耐えられるような状況もあったりします。
証拠金が少なくて良い分、証拠金維持率の管理が非常に大事です。
実効レバレッジ=(ポジション金額)÷(有効保証金)
(例:14.4倍=144×1lot/10万円)
最大レバレッジは1000倍ですが、最初に示した例のように実効レバレッジがどれくらいになっているかは確認したほうが良いでしょう。
FXを行う場合は、海外口座がおすすめですのです。様々なレバレッジを選べるXMを選んではいかがでしょうか?今なら13000円ボーナスでもらえます。
本ブログではトレードに役立つような情報をアップデートしていきます。
海外FXをする際の英語の用語です
- Balance: 口座残高
- Equity: 有効証拠金(口座残高+クレジット+損益)
- Credit: クレジット(無料で使える証拠金)
- Margin: 必要証拠金
- Margin level: 口座証拠金レベル
- Margin free: 余剰証拠金(有効証拠金ー必要証拠金)










